2020年8月10日月曜日

酒蔵訪問その25 誠鏡


広島県竹原市にある『誠鏡』(中尾醸造株式会社)さんに行ってきました。

酒都「西条」や三大銘醸地「西条」と云った言葉を小さい頃から聞いてきた自分にとって、高校を卒業し神戸で働いていた頃に耳にした広島の酒と云う言葉(銘柄)が新鮮だった時期があります。
そして、時代は90年代に入りバブル経済がピークにさしかかっていた時、日本酒は吟醸ブームという物が到来し端麗辛口のお酒がもてはやされ爆発的に売れていました。
その時に、耳にし口にした広島のお酒が今なお忘れられない「誠鏡 幻(まぼろし)」と「雨後の月」でした(それぞれ、吟醸だったのか、純米吟醸だったのか、大吟醸・純米大吟醸だったのかは覚えていないのですが)。
東灘区の問屋を辞め、その後は飲食業やお酒の仕事に携わっていた訳ではないのですが、神戸で「広島の美味しい酒があんねん」と云われ飲んだのが上にあげた2銘柄でした。ともに、酒都・銘醸地「西条」のお酒ではなかったのが凄く不思議な気持ちになり、同時に自分の無知さに呆れた事を覚えています。この当時まだ広島には100を超える造酒屋が存在していたのに県内各地で造られていた美味しいお酒の事を私は知らなかったんですよね。

そんな記憶に残っている銘柄、「幻(まぼろし)」を造られている中尾醸造さん
今なお本当に美味しい日本酒を造られています。
お忙しい中、中尾社長と荒谷杜氏にお時間を作っていただき色々なお話を聞かせていただき、工場の中も見せて頂きました。
全ての工程の機械などを見せて頂きましたが、どれも当たり前ですが綺麗な状態に保たれています。
酒造メーカーが食品会社である以上この清潔さがなければ同じ土俵に立つ事は難しいでしょう。

この点において中尾醸造さんの工場は県内でもトップクラスの清潔さを保たれていると思いました。













中尾醸造、誠鏡さんのハイブランド『幻(まぼろし)』は言わずもがな、復刻ラベルの雄町を使った純米・純米吟醸の『誠鏡』も本当に美味しいお酒です。。。

今回の中尾醸造さんをブログで書いたことにより、竹原の造酒屋3場を書きました。
いつかこのブログの番外編にて現在竹原に残っている、藤井酒造・竹鶴酒造・中尾醸造の3場の歴史や竹原の辿ってきた軌跡なども書いてみたいなぁと思っています。


飲んでみたいなぁと思われた方一緒にいかがですか~

佐々木酒店ではコップ一杯から飲んでいただけます。

是非味わいに来てください。

そして、ブログを読んでお酒を飲みたくなったアナタ

私の以前のビンテージハーレーのブログを読んでくれているアナタ、日本酒を飲むときにはまず佐々木に連絡くださいね~。

全国何処にでも発送いたしますよ。

創業大正十年 向洋駅前 佐々木酒店
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佐々木携帯
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フェイスブックも佐々木耕司・佐々木酒店で
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宜しくお願いします。。。

※20歳以上の年齢でない方には酒類は販売しません。未成年の飲酒は法律で禁止されています。