2020年5月9日土曜日

酒蔵訪問その17 御幸


広島市西区草津にある『御幸』(株式会社小泉本店)さんに行ってきました。

お酒に興味のない方には草津に造酒屋があるの?と思われますが、国道2号線と並行して走る旧西国街道(山陽道)沿いに立派な日本家屋を残された小泉本店さんがあります。

メインブランドである『御幸』は明治18年に明治天皇が行幸した際に宿として使われた事から付けられたそうです。
日本三景の一つ安芸の宮島にある厳島神社の御神酒を今も造られており地酒としての役割を全うし地域に貢献されています。

現在ではそんなに多くは醸造されていないとの事ですが、酒造りの歴史は非常に古くまた明治以降の近現代では現社長の祖父にあたられる方が広島の醸造や小売に関して非常に尽力された方だったと私が読んだ文献にも書いてありました。


入ってすぐにある事務所の前には蔵の奥へと続く石畳があります。佐々木酒店も取り壊し前の建物では石畳の土間だったので凄く落ち着きますw



現在でも厳島神社の御神酒を造られています。『厳島神社造酒所』の看板に重みがありますね。
そして、この写真からはこの木戸の大きさは伝わり難いですが、かなり大きな入口です。



先ほどの大きな木戸をくぐると仕込みや貯蔵の大きなタンクがあります。




蔵の中にある井戸。小泉本店さんの前を走る旧西国街道の数メートル南側に国道2号線があるのですが昔はこの直ぐ南が海でした。この井戸はぎりぎり淡水が湧き出る井戸なのだそうです。


手入れをされた庭の中に明治天皇が立ち寄られてた事を記念する碑が建てられています。
明治神宮より先に建てられたんだそうです。こんな貴重な碑が庭にあるなんて凄いですね。



純米、純米吟醸、純米大吟醸など仕入れています。

『延寿菊』や『宮島さん』の純米酒は、やや辛口で旨みのあるどっしりした飲み口です。延寿菊はぬる燗でも味わいやすく度数が低めになっています。

『小泉』は純米吟醸と吟醸のラインナップでどちらの広島産千本錦100%で造られいます。

『御幸』の名を冠した純米大吟醸は手作業で袋吊りにて搾った贅沢なお酒です。
高価で贅沢なお酒ですが繊細で香高いお酒です。是非一度は味わってみてください。

飲んでみたいなぁと思われた方一緒にいかがですか~


佐々木酒店ではコップ一杯から飲んでいただけます。
是非味わいに来てください。


そして、ブログを読んでお酒を飲みたくなったアナタ
私の以前のビンテージハーレーのブログを読んでくれているアナタ、日本酒を飲むときにはまず佐々木に連絡くださいね~。


全国何処にでも発送いたしますよ。

佐々木酒店
082-281-5604
佐々木携帯
090-9412-9516

フェイスブックも佐々木耕司・佐々木酒店で
インスタグラム mukainada.sasakisaketen で

宜しくお願いします。。。

※20歳以上の年齢でない方には酒類は販売しません。未成年の飲酒は法律で禁止されています。

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