2020年6月29日月曜日

酒蔵訪問その23 寿齢


広島県尾道市にある『寿齢』(株式会社吉源酒造場)さんに行ってきました。

尾道市内には数年前までもう一場(因島にて)営業していた造り酒屋があったのですが、今ではここのみとなりました。
ですが、吉源酒造場さんも現在では造りを行っておらず、広島市内と呉市内の酒造メーカーに製造委託してブランドを存続させています。

吉田社長にお時間を取って頂き、社長の若い頃の酒屋はどんな感じだったか、今までどのように会社を経営されてきたのか、日本酒の造りをしていた頃はどんな感じだったのか等々色々なお話を聞かせて頂きました。

その後は現在は使われていない以前の蔵の中も見せて頂きました。
現在は造りの一線からは離れられている会社ではありますが、私にとっては吉田社長がお話してくださる様々な事がどんな些細な話でも本当に為になりました。

ありがとうございました。







『寿齢』
県外から尾道観光にこられ地元の飲食店で飲まれたりお土産物として買って帰られたり、はたまた尾道市出身で県外に移住されたり、転勤で尾道勤務を経験されたりしたお酒好きの方には思い出されますよね。

地酒って生活してきた環境、育ってきた風土の記憶と密接に結びついているんですよね。
私が県内を巡りお話をさせて頂いた社長さまの中には「造っていないところは止めればいい、自分たちのように真剣に造っていないとろは無くなればよい」と云う感じでお話されるところもありますが、私は可能であれば長くその土地で生活している人たちの為にも残っていってくれればなぁと思っているのですが・・・。

個人的な考えで余談ですが、日本酒製造に(ほぼ)新規参入出来ない閉鎖的な仕組みが現在の清酒業界の状況を作り上げている事に間違いはないと思っています。
こう云った状況であるから上記の社長さんの様な言葉が出てくるのだなぁとも思いますし。。。

30年くらい前は、広島県内には百場を超える造酒屋がありました。
現在はその半分を切り約四十場ちょっと、実際に造りをしているところは約四十場ほどです。
様々な考え方、様々な要因があり一概に何が良いと云う事は言えないのですが・・・、
今回の吉源酒造場さんのように造りを辞められている所にお伺いするとこうした事を考えてしまいます。

んん~ちょっと脱線www
県内の酒蔵を巡り終えた後にまた改めて私が感じた日本酒製造の事などは書きたいと思います。。。


飲んでみたいなぁと思われた方一緒にいかがですか~


佐々木酒店ではコップ一杯から飲んでいただけます。
是非味わいに来てください。


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私の以前のビンテージハーレーのブログを読んでくれているアナタ、日本酒を飲むときにはまず佐々木に連絡くださいね~。

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※20歳以上の年齢でない方には酒類は販売しません。未成年の飲酒は法律で禁止されています。

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